2014/01/29
東京も積雪を記録したその前々日、以前より調子の悪かった自転車がついにどうしようもないほどに壊れた。
幸い次の日は休みだったため、通勤で使うことはなかったものの、今後の通勤の足が完全に消えてしまった。
ということで、翌日の休みはほぼ丸一日、代替の自転車を探していた。
最寄駅徒歩20分という駅遠物件に住む私が興味を持ったのはキックボード。
以前何かの記事で見たデザイン性の高いそれを思い出し、海外では日常的に使われているようなこともあり、一気に候補に浮上。
こんなにオシャレなものまであり興味が湧いた。
その中でも迷ったモデルが、フランス発のブランドoxeloのtown7とその上位モデルtown9である。
town9にはフロントブレーキとサスペンションが加わり、安定、安心が増したモデル。
一方town7はそれらが無い分、スタイリッシュなのである。
カラーリングも好みのシルバーがあるのはtown7のみとなり、さらに若干ですが値段も安く、そのあたりが決め手となり今回購入を決めたモデルが、
oxelo town7 easyfold である。
開封後、折りたたみの状態を戻せばすぐに乗ることのできる手軽さはナイス。
ただし自立状態にする動作と、一度広げたものを再びたたむ動作には少しのコツと慣れが必要と感じた。
慣れの問題で言えば、ステアリングの軽さも挙げられる。
少し動かしただけで向きが大きく変わってしまうので、特にスピードが出ている時などは注意が必要。
走行中の片手操作も危険のため止めておいたほうがいい。
乗り心地としては、主に子どもが乗るような従来のキックボードとははるかに違う進み具合で、移動手段のひとつとしても問題ないレベルである。
先述したtown9のサスペンションがどの程度効果的なのかは不明だが、サスペンションのない当モデルにとって段差や砂利道の走行は苦手で、注意が必要と感じる。
安心感で言えばやはりフロントブレーキも必要と感じるが、後輪を踏むことで減速することのできる当モデルもスピードを出しすぎなければ問題ない。
そもそもキックボードと言えば、下り道以外では自分次第でいくらでも走行スピードをコントロールできるため、この点においてそれほど不安がる必要はない。
乗り始めてわずかで、慣れや注意の必要はあるが、非常に楽しい乗り物であると感じた。
いずれ自転車でいう所謂輪行もやってみたいと思っている。そのために専用バッグも購入してある。
またこのoxelo town7と、GoProの組み合わせも非常に相性が良く、面白い映像が撮れそうであり、それもまた楽しみにしている。
念のため書いておくが、あくまで私自身は自転車の補助的な乗り物として購入をしており、これで通勤をしているわけではない。
しっかりした自転車はまた別の日に購入した。
が、駅までの20分を半減することのできるこの乗り物をとても気に入り、今後も使いこなしていきたいと思っている。
日本で再び流行すれば奇怪な目で見られることもなくなり、さらに乗りやすくなるのではあるが、、、。